ヨガインストラクターSatokoのブログ

~感じたことを言葉へ紡ぎ、心と身体をつないでいきます~

出産(自然分娩)のマインドセット

私は息子を自然分娩で出産し

それが、スムーズで、「快感」とさえ感じる体験だったので

そのことについて記しますが、

出産で一番大切なことは

「母子ともに健康であること」

「お産をした方自身が、幸せなお産だったと感じられること」

です。

 

ですので、

帝王切開や無痛分娩も素晴らしい出産です。

お産をした方自身が幸せなお産だったと感じ、

母子ともに健康であれば良いのです。

 

ただただ、

自然分娩を控えていて

お産への恐怖心でいっぱいの妊婦さんがいたら、

少しでも参考になればと思い、紹介させていただきます。

(私自身、「なんとかなる、でもどうなっちゃうの…」

と、不安でたまらなかったこともあり)

 

2015年4月に息子を出産。

妊娠中は

気になったことはとことん知りたい性格から

地元にある助産師さんの産前産後専用のサロンに通ったり

不安なことはネットで夜な夜な検索したり(←これは良くないですw)

色々と調べていたように思います。

 

 

それでも初めてのお産は不安で…

お母さんも世の中のママたちも

みんな産んでるんだから大丈夫だと言い聞かせながらも

やっぱりいつかのドラマで見た出産シーンなんかがよぎって

恐怖心は拭えず…

 

そんなとき、

ネットを徘徊して

YouTubeで偶然見つけた「子宮の詩」

 

***以下引用************************

 

「子宮の詩 」

私は子宮です。

私の唯一の働きは収縮です。収縮はエネルギーです。

今、私は妊娠して赤ちゃんを抱えています。

きれいな羊水をいっぱいに満たし、その中に赤ちゃんを浮かべて育てています。

時々はかわいくてたまらず、優しく収縮して抱きしめてしまいます。

しかしやがて赤ちゃんとの悲しい別れが来ます。 お産の時がくると、私は赤ちゃんをこの世に送り出すために 収縮して子宮口を開きます。

そしていよいよ赤ちゃん が生まれる時には

収縮するたびに赤ちゃんの胸を圧迫して呼吸運動を整えます。

私の不満は、私の主人であるあなたが、私に『陣痛』という名前をつけて

嫌な目で見ていることです。

私は何もあなたを苦しめるわけではありません。 むしろ私と一緒になって 赤ちゃんの誕生に力を貸してください。

いえ、そんなに難しいことではありません。

私が力いっぱい収縮したら

『あら、ご苦労 さま。お願いね』と言って

心と身体をリラックスしてくれれば、それで十分です。

そしてゆっくり息を吐いたり、動きたいように動いてみてください。

それだけで私の仕事ははかどります。

まあ、妊娠中も時々は私に会いに来てください。 そして私が抱いている赤ちゃんに会ってくださいね。

私たちはよい仲間なのですから、さわったり、なでたりしていただくと私は本当にうれしいのです。

それではお産の時にまた会いましょう。さようなら

 

※九島璋二先生著【安心できる はじめての妊娠出産】から引用

*********************************

 

これを見て、号泣。。。

そして別の動画で

  「赤ちゃんは子宮が収縮すると

     苦しいと知りながら

  自ら子宮を収縮させるホルモンを出す」

ということを知り、

 

ああ、そうか。

私はお手伝いするだけでいいんだ。

赤ちゃんに

「大丈夫だよ、お母さんがついてるからね。

あなたのタイミングで大丈夫よ」

と声をかけ、

子宮をなでなでして、

「よろしくね、一緒に頑張ろうね」

って声をかけて、

いざ出産のときは、

いきむタイミングで、

お腹はぎゅーって赤ちゃんを押し出すようにするけど

お股の力は緩める(サロンで教えてもらった呼吸だ!)

 

私はそれをすればいいんだ

私が産むんじゃなくて、

私は赤ちゃんが産道を通りやすいように

力をぬいてお手伝いすればいいんだ

 

そう、思うことができて

気が楽になりました。

 

このマインドセットができたおかげで 

陣痛も叫ぶことなく

その波がおさまるのを息を吐きながらじっと待って

(私はさすられたり触れられたりすると意識がそこにいって、

 余計に痛みを感じるので、相方に「さわらないで」とお願い。

 そのかわり収縮のときに痛みをはきだすように

 相方の腕を型が付くくらいぎゅーっと握っていました

 「これくらい痛いんだ」を共有してほしかったのかもw

 楽な体勢は人それぞれで、さすってもらって楽になったって方も

 たくさんいらっしゃいます)

波が去ったら

「お疲れ様」

「いつでも大丈夫だよ」

と声をかけて過ごしていたら

 

子宮口はあれよあれよと9㎝

助産師さんがえ?え?と慌てだし、再計測、やはり9㎝

「急いで分娩室へ」といそいそと移動し

それから準備が行われ、

その間いきみを逃しつつ先生がくるのと準備ができるのを待って

待ってる間に下りてくる感じがあって

いきみたい衝動…

一度いきんでしまって出てきかけた息子

「まだまって」と押し戻されてw

準備が整い3回いきんだら頭が出てきて

臍帯を首に2周巻いていたので、

頭が出たところで処置の為一旦ストップ

臍帯をほどいてもらい

最後1度いきんで

生まれてきました

 

産道を下りてくるときは

これまでに味わったことのない快感でした

 

「自分が産む」という意識を

「赤ちゃんと子宮のお手伝いをする」という意識へと

変換したことで、

恐怖心から解き放たれ

特別な体験ができました☆

もし、自然分娩を控えて恐れている妊婦さんの

少しでも参考になれば幸いです♡

 

 

 

今(新型コロナ拡大)の捉え方(こんな捉え方もあるよ~)

人間が忘れてしまっていること。

 

人間は、地球に住まわせてもらっている

 

こんなにも当たり前で普遍的なこと

長い歴史の中で、

簡単に忘れている

 

子供のころから嫌いだった

「人間様」的な思考

 

「人間様」の都合で

切り刻まれていく山々、木々

いつも悲しい気持ちになっていた

 

だけど、

自分もその「人間様」に属し、

自分の中にもその「人間様」的思考が

組み込まれていて

いつしか、

この山を切り開いちゃえばもっと速く着くのに

なんて思ったりすることもあって

自分の中の矛盾を発見したことにより

考えないように考えないようにしてきた

 

だけど、

矛盾してても沸き起こってくるんだよね

「人間様」への嫌悪感

思い出してほしいという願い。

 

わたしたち「人間」は

地球に住まわせてもらっているんだ

たくさんの命をいただきながら…

 

 

自然を敬い、感謝し、共存していこう

 

 

こんなにたくさんの犠牲者を出すという形で送られてきた

地球からのメッセージを

都合の良いように解釈せず

真摯に受け止めて

 

(これまでだって散々送られてきたメッセージ

見て見ぬふりをし続けて、何も変えてこなかった

ここで、思い出さなきゃ人類は地球から見放されても

おかしくないとさえ思ってしまう)