~原点にもどる③~
代々木公園でのパークヨガ
ドキドキしながら代々木公園へ
(一人で電車に乗るのも久しぶり)
夫の転勤で上京して2年
代々木公園を訪れるのも初めてだった
バラが咲き誇り
木々が立ち並ぶ
気温も1℃くらい低く感じられて
都会のオアシスみたいな場所
歩くだけで
身体中の細胞が反応して
高揚感と心地よさと
入り混じったような
そんな感覚
6人くらいの参加者で
初心者向けに
丁寧に教えていただき
楽しく参加
靴を脱いで裸足になると
ブランケット越しでも
土の感触を感じ
再び身体中の細胞がざわざわ
最後のシャバーサナ(やすらぎのポーズ)
仰向けになって
目を閉じて
力を抜いていく
風がほほをやさしくなでて
目の奥で感じる木漏れ日
身体の背面からから感じる
ひんやりとした土のあたたかさ
草の匂い
そしてYuriさんの
自分をほめて
自分を優しく抱きしめて
という言葉たち
すべてが身体の中にすーっと
入ってきて
自分が勝手に背負い込んで
手放さなかったものが
すーっと抜け落ちていく
身体が浄化されていくような感覚
今
ここに在る
その幸せ
少し外に目を向けたら
世界はこんなにもやさしく
つつみ込んでくれる
「気持ちいい」という感覚を
ひとつずつ思い出して
「わたし」にもどっていく
そんな心地よい
時間だった
心の底から
「なんて贅沢な時間なんだろう」
と溢れだしてくる
高級な服を着るでもなく
高級な車に乗るでもなく
立派な家に住むでもなく
私にとっての贅沢は
こんな時間を過ごすことだな
と、全身で感じた
その後
また普段の生活に戻るのだけれど
このパークヨガの体感が
私の脳裏に
強烈にかつ鮮明に刻み込まれたのでした
~原点にもどる④~に続く…